2019/02/21 19:05

シルバーアクセサリーの特徴

今ではアクセサリーの定番のシルバーアクセサリーですが、最近作られたものではなく、古代から装飾品としてネックレスや指輪などに使われていました。

シルバーのもっとも魅力的なところといえば、その白く優しい輝きといえるでしょう。シルバーの元素記号「ag」はラテン語で、”白い輝き”を意味する「argentum」からつけられています。
その優しい輝きから、ゴールドは太陽の金属、シルバーは月の金属と言われ、悪いものを払いのけ守ってくれるとも言われています。シルバーは金属のなかでもっとも可視光線の反射率が高く、研磨することによってプラチナよりも強い輝きを出します。同じ白でもプラチナと比べて落ち着いた光沢が特徴です。

シルバーアクセサリーにする際、純銀を使いますと柔らかすぎるため形成に向いてないため、他の金属を混ぜるのが普通です。
よく見られるシルバー925は92.5%がシルバー、残りの7.5%に関しては主に銅、その他アルミニウムなどを混ぜて、こうしますと硬度を出し、扱いやすい状態にしているのです。
925以外に1000、950、900などの種類があり、1000は純銀、950はブリタニアまたは五分落ち、925はスターリングシルバー、900はコインシルバーなどと呼ばれています。
合金にすることで丈夫さの他に、シルバーアクセサリー独特の絶妙な輝きを表現できるのです。

ただ、シルバーは化学変化を起こしやすく、大気や硫黄の含まれたものに触れていると黒く変色します。これは、空気中の硫黄によって表面に硫化銀の皮膜を作ることが原因です。硫化銀の皮膜の厚さによって、黄色、次に茶褐色に変わり、更に皮膜が厚くなると黒色になります。変色の場合、専用のクロスで磨くだけで黒ずみが取れます。シルバー磨きクロスと言うのは単純に布で磨くわけではなく、クロスに研磨剤が含まれているため、それによって表面を磨くというものです。日々のメンテナンスもそうですが、黒ずんだ時にも簡単に磨くことができます。

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